赤ちゃんが産まれて、おもちゃを選ぶ時にどんなものが良いか悩みませんか?
ママやパパは「長く使ってほしい」と思う人も多いはず。
しかし、おもちゃ選びで重要なのは「時期に合っているか」というポイントです。
時期がずれたおもちゃは事故につながる可能性や、うまく遊べず興味を失いさらにはお子さんの自己肯定感の低下につながる恐れもあるんです。
今回は、月齢に合ったおすすめのおもちゃの紹介や、男の子、女の子別に「長く」愛用できるおもちゃのポイントを解説します♪
さらには気になるおもちゃの消毒方法もご紹介♪
おもちゃ選びの参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
- 赤ちゃんのおもちゃの選び方【時期に合ったものを選ぶ】
- 新生児におすすめのおもちゃ「音」と「素材」
- ハーフバースデーにも!生後半年の赤ちゃんに人気のおもちゃ3選
- 生後9ヶ月~の赤ちゃんに人気のおもちゃ3選
- 男の子の赤ちゃんにおすすめ!新生児から長く使えるおもちゃ
- 女の子の赤ちゃんにおすすめ!新生児から長く使えるおもちゃ
- おもちゃの消毒や手入れ方法もチェックしておこう
- おもちゃは買わずにサブスクという選択もアリ!
- 赤ちゃんのおもちゃは時期に合ったものを選ぼう
赤ちゃんのおもちゃの選び方【時期に合ったものを選ぶ】
赤ちゃんのおもちゃの選び方でもっとも大切なのは「時期に合ったものを選ぶ」ということです。
特に年齢や月齢よりも対象時期が大幅に年上の場合、以下のような3つのリスクがあります。
・事故が起こる可能性
・使い方がわからずうまく遊べない
・意欲低下、自己肯定感が下がる
一番注意したいのが事故です。
小さなパーツなどは誤飲の恐れがあります。
赤ちゃんのうちはおもちゃをなめる、口に入れる、つかむ、という動作も遊びの一環。
対象時期に応じて、おもちゃの素材やかたさ、形状を工夫されていますので、年齢に合ったものを選ぶようにしましょう。
また、使い方がわからずうまく遊べないことで、必要以上に「自分はできない」という経験を繰り返してしまうことにも繋がります。
興味が持てなくなり(意欲の低下)、ひどい場合は子どもの自己肯定感が下がることになりますので、安全面、成長面の双方からみても子どもの時期になったおもちゃを選ぶことはとても大切なのです。
「時期が過ぎたら遊ばない?」好きなおもちゃは愛用
成長とともに出来ることが増えるため、対象時期が過ぎると興味を失うおもちゃは当然あります。
例えば歯固めのおもちゃは、1歳を過ぎる頃には見向きもしなくなるのがほとんどでしょう。
しかし、自分が気に入っているおもちゃは長く遊んでくれます。
何故なら、自分が好きなものだからです。
対象年齢の範囲が広いおもちゃであれば、未就学児の数年は遊び続けてくれますよ。
例えば、木製のおままごとセット。
我が家では、上の子が2歳の時にプレゼントしました。
2歳がご飯をつくり、0歳が食べるふり。
3歳1歳のころは2人でなかよくご飯づくりをしていました。
そして5歳3歳になっても遊んでいます。
年齢によって遊び方が異なる
(出典:Amazon)
対象年齢の範囲が広いおもちゃ=長く遊ぶことのできるおもちゃは時期によって遊び方が異なるのも大きなポイント。
上記の「歯固め」は歯の生え始める時期の子どもに特化しているため、その時期が過ぎると興味が失われます。
しかし、例えば積み木などは時期によって遊び方を変えれば長く遊び続けることができるのです。
我が家は上の子が生後半年の頃にキリコロをお祝いで実母から頂きました。(リクエストしました)
0歳の頃はつかんだり、なめたりという遊び方が多かったですね。
2歳ごろには積み木を積み上げるブーム。
5歳になった今も積み木積みやおままごとなどに活用していますよ。
ママやパパも興味が惹かれるものもおすすめ
子どもは大人が好きなものが好き。
そのため、ママやパパの興味が向くものを選ぶのも◎。
その際も「時期があったものを選ぶ」というのだけは忘れずに。
例えば、積み木も私は素材重視&木肌色が好きでキリコロを選びましたが、カラフル好きな人は、カラフルな積み木でOK!
子どもの好みもあるでしょうが、赤ちゃんのうちは好みを聞くことも難しいですので、ママやパパ基準で選んじゃいましょう。
新生児におすすめのおもちゃ「音」と「素材」
新生児におすすめなのが、音の出るおもちゃです。
産まれてすぐの赤ちゃんの視力は低く、色も認識が難しいので、視覚的なものより聴覚で楽しめるおもちゃが◎。
視力は0歳の間にぐんぐんよくなりますし、身体もどんどん使えるようになってきますので、音とのかけ合わせのおもちゃを選んでおくのがおすすめです。
寝返りが頻繁になるまで【音×目】
・メリー
・ジム
寝返りができるまでは、目で動くものを追いかけられて、音も流れるおもちゃがおすすめ。
寝返りやお座りができる頃【音×手(口)】
・ラトル
・オーボール
寝返りが自由にできるようになり、お座りもできるようになってくると、おもちゃを口に運んで口での触感を楽しむようになります。
自分が持つことで音が鳴るタイプのラトルやオーボールがおすすめ。
お米で出来たおもちゃは安心素材&かわいい
(出典:Amazon)
さらに「安心素材」で選ぶこともポイント。
日本人の主食、お米を使ったおもちゃなら、口に入れても安心です。
また、積み木やラッパ、ラトル、ボールなど、シリーズで色々出ているので、揃えて購入すれば、おもちゃに統一感がでますよ。
やさしい色使いで赤ちゃんらしいデザインもほっこりしますね。
安心素材のおもちゃを選択することは「赤ちゃんのことを考えて」という点は言わずもがなですが、「ママの心のケア」という点においても重要です。
産後のママは身体も心もまだまだ不安定な時。
安心素材で出来たおもちゃを使うことでママの心の安寧を手に入れましょう。
新生児におすすめのおもちゃ記事はこちらから♪
ハーフバースデーにも!生後半年の赤ちゃんに人気のおもちゃ3選
1位.歩行練習ができる、乗り物おもちゃ
2位.音楽が鳴るリズム系のおもちゃ
3位.たくさんの触感で刺激いっぱいの布絵本
ハーフバースデーのプレゼントにもおすすめの生後6ヶ月ごろの赤ちゃんに人気のおもちゃはこの3つ。
歩くきっかけとして、乗り物のおもちゃはこのタイミングが最適なのです。
生後半年で、歩行訓練?と思うかもしれません。
しかし早い赤ちゃんですと、掴まり立ちにチャレンジする個性を持つ子もいます。
もちろん、まだまだのんびり、ハイハイをする様子もない個性のお子さんも。
多少の個人差はありますが、生後半年~1歳ごろの成長発達過程で伝い歩きが出来るようになっていくため、乗り物おもちゃはそのきっかけになるのです。
また、音楽のなるおもちゃも、リズム系のものだと大喜びです。
腰がすわることで、リズムに合わせて手を振ろうとしたり、身体緒動かしたりとダイナミックな動作が出来るようになってくる時期だからです。
ハイハイで移動ができるようになると、まわりのものに興味津々になります。
いろんな触感や音が楽しめる布絵本は、生後3~4ヶ月位から遊べますが、この時期でもまだまだ活躍できるおもちゃ。
特に布絵本はかさばらず、持ち運びがしやすいのでお出かけ時に重宝します。
リング付きの布絵本をひとつ持っておくと安心です。
生後半年の赤ちゃんにおすすめのおもちゃの詳細はこちらの記事で解説♪
生後9ヶ月~の赤ちゃんに人気のおもちゃ3選
1位.音楽が流れるおもちゃ
2位.ボールを使ったおもちゃ
3位.たたいて楽しむ「おもちゃの太鼓」
音楽が流れる絵本タイプのおもちゃは、大人気で太鼓判です!
上の子は、3冊を並べて、せわしく押してさながらDJのようでした(笑)
下の子は何回も同じ曲を押していましたね。
音が流れるおもちゃも、たたいて音を楽しむおもちゃも、共通しているのは「赤ちゃんが自分の意志で音楽をかけたりとめたりできる事」です。
自分の操作によって、変化が生じることが楽しい時期です。
ボールは角がないため、もっと小さな月齢の頃から遊べるおもちゃですが、ボールの本領発揮はやはり赤ちゃんがしっかり移動できるようになってから。
何故なら、ボールは転がしたり、投げたりして楽しむものだからです。
転がる様子を楽しんだり、ボールを追いかけてハイハイしたりと運動遊びに最適ですよ。
生後9ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃの詳細はこちらの記事で解説♪
男の子の赤ちゃんにおすすめ!新生児から長く使えるおもちゃ
新生児の頃には正直なところおもちゃに男女差はありません。
赤ちゃんの中ではあるのかもしれないのですが、それを言語化しておらず、行動にも移せないため、ママやパパがその思いを知る由もないからです。
しかし成長するにつれ、好む傾向にあるおもちゃに男女差があります。
まずは男の子におすすめのおもちゃをみていきましょう。
音の出る積み木
音の出る積み木は男女関係なくおすすめ&人気です。
私もこの記事で何度も例えで出すくらい、長く活用できるからです。
0歳から遊ぶなら、振ると音のなる積み木がおすすめ。
産まれてすぐから寝返り期はこちらが降ったり転がしたりしてあげると、
積み木の音に反応してくれますよ。
お座りができるようになると、自分で持って振って音を出すようになります。
うちの息子も生後9ヶ月ぐらいに、音のなる積み木を振って爆笑してました(笑)
木製の車のおもちゃ
(出典:Amazon)
男の子は、ギミック系のおもちゃが大好き。
歯車やタイヤがついているものには興味津々です。
実際にトミカやプラレールなどは男の子にとても人気ですね。
しかし、新生児の子どもに遊ばせるのには早いおもちゃです。
口に入れても大丈夫な安心素材や柔らかい素材で出来た車のおもちゃだと安心です。
長く使うなら、木製のおもちゃがおすすめ。
手触りもよく、シンプルなつくりのものが多いので、誤飲やケガの恐れも低いです。
うちの子も、トミカで遊んでいたと思ったら、木製車で遊んでいた、なんてことよくあります。
小中学生になっておもちゃに興味がなくなった後は、インテリアとして飾ってみて。
木製のおもちゃは子どもが大きくなっても長く「活用」できますよ。
男の子の赤ちゃんにおすすめのおもちゃの詳細はこちらの記事で解説♪
女の子の赤ちゃんにおすすめ!新生児から長く使えるおもちゃ
続いては女の子編です。
なお、個人差がありますのですべての男の子、女の子に当てはまるわけではありません。
あくまでも、性差による傾向です。
「顔」のある音の出る積み木
女の子もやっぱりおすすめは積み木。
あえて「女の子」用の目線で選ぶなら「積み木に顔」が描いてあるものを選びましょう。
一般的に相手の表情を読み取る能力は、男性よりも女性の方が優れている傾向にあります。
さまざまな理由がありますが、ひとつは女性は幼少期から人に興味があると言われており、小さいうちから興味関心があるから、能力が養われるのです。
そのため、積み木に顔が書いてあるものだと、女の子はより興味関心を持ってくれますよ。
「顔」のあるぬいぐるみ
ぬいぐるみは男の子も女の子も大好き。
でも、先ほどと同じ理由で、顔があるぬいぐるみは女の子のほうがより好きな傾向が強いです。
ママの好きなキャラクターのぬいぐるみがあるとママもhappyになりますよ。
ちなみに我が家では、ミニオンが好きすぎて、1歳になったときにゲットしたぬいぐるみに毎日挨拶していました。
帰省などで少し会えない日が続いた時は感動の再開のハグをしていましたよ~。
いまはキティちゃんやマイメロちゃんにシフトしてしまいましたが、寝る時はミニオンも一緒です。
女の子の赤ちゃんにおすすめのおもちゃの詳細はこちらの記事で解説♪
おもちゃの消毒や手入れ方法もチェックしておこう
おもちゃで遊んだ後は消毒や手入れも大事です。
特に0歳~1歳の赤ちゃんは、おもちゃを口に入れる事が多くあります。
よだれでべとべとになったり、布製のおもちゃであれば、ぐっしょりしてしまい、衛生的によくありません。
しかし、赤ちゃんが触れるものなので「アルコール消毒」はNG。
口に入れてしまうと大変です。
ササっとできる除菌やおもちゃ別消毒方法5選
1.ノンアルタイプの「除菌シート」でさっとひと拭き!
2.ノンアルタイプの「除菌スプレー」でシュッとひと吹き!
3.布製のおもちゃは、思い切って洗濯!
4.哺乳瓶や歯固めは「付け置き消毒」を
5.プラスチック製のおもちゃは「熱湯消毒」を
消毒は神経質になりすぎると育児ノイローゼになります。
自宅のものなら不特定多数が触れるものではありませんので、毎日のお手入れは簡単に。
家庭内で感染症が流行るときは念入りに
念入りにお手入れするときの基準は「感染症の疑いあり」のタイミングです。
「いつもより機嫌が悪くてぐずる」
「離乳食の食べが悪い」
「鼻水が出ている」
「熱が出ている」
「下痢・嘔吐」
など何かしらの感染症にかかっている可能性があるときは、家族の感染症予防としてしっかり消毒するようにしましょう。
【もっと詳しく知りたい!】
おもちゃの消毒方法の詳細はこちらの記事をどうぞ♪
おもちゃの洗濯、手洗いの方法やおすすめの洗剤の記事はこちら♪
おもちゃは買わずにサブスクという選択もアリ!
おもちゃを買わずにサブスクで時期に合ったおもちゃを楽しむ、という方法もあります。
おもちゃのサブスクと言えば「トイサブ」です。
トイサブの魅力&おすすめしたい人
・自分でおもちゃを選ばなくていい
・おもちゃのプロが子どもの月齢・年齢時期に合わせてセレクト
・すぐ成長して使う時期が短いので購入をためらっている人
・家がおもちゃであふれかえる悩みのある人
トイサブなら自分でおもちゃを選ぶことなく、我が子の時期に合ったおもちゃが届くので悩む必要がありません。
おもちゃも次のおもちゃと交換なので、おもちゃであふれかえることがないのも嬉しいですね。
処分に困ることも減るのでおもちゃの管理がぐっと楽になること間違いなし。
「おもちゃ選びに迷う」、「すぐ大きくなって使わなくなるおもちゃを捨てるのが忍びない」、「おもちゃのスペースがない」などおもちゃで悩んでいる方におすすめですよ。
赤ちゃんのおもちゃは時期に合ったものを選ぼう
赤ちゃんのおもちゃ選びのポイントは
時期にあったものを選ぶ
これだけです。
月齢によってできることは異なります。
時期が異なるものを選ぶと事故につながる恐れや、おもちゃに興味が持てない、遊べない(できない)体験が増え自己肯定感が低くなるといった風に子どものために選んだおもちゃがかえってマイナスの結果になりかねません。
男の子、女の子、といった分け方もありますが、赤ちゃんの頃はそこまで大きな違いはないでしょう。
ただし、長く愛用したいときは、男の子は「ギミック」重視、女の子は「顔」重視で選んでみて。
他にもおもちゃのサブスクを活用し、子どもの言語発達が進み、自分の気持ちを伝えられるようになってからおもちゃを買い与える、というのもいいかもしれませんね。