妻が妊娠して数カ月の間の妊娠初期は、パパの助けなくして過ごすことはできません。なんとなく妻の体がいつもと違うと分かっていても、どう接したらいいのか分からないパパも多いようです。


今回は、パパに知っておいてほしい妊娠初期の体の変化を分かりやすく解説し、妻の手助けをするためのアドバイスをしていきたいと思います♪


この記事の目次

パパに知っておいて欲しい、妊娠初期の主な4つの体調変化


妊娠初期は最も体調が悪くなりやすく、ほとんど動くことができなくなる妊婦さんも少なくありません。ホルモンバランスの変化や自律神経が関係しているといわれており、赤ちゃんを育てるための準備をする大切な時期と言われています。


体調が悪いときはパパの協力が必要不可欠。まずは、妊娠初期の主な症状を確認していきましょう。


1.つわり


妊娠初期の体の変化で最も辛いのがつわり。軽いものも含めて、ほぼ100%のママがつわりを経験しているようです。


妊娠1ヶ月頃から始まり、3ヶ月程続くのが一般的ですが、私は妊娠7ヶ月ぐらいまでつわりが続きました。


パパが、「いつまで続くんだ…、早く復活してくれ…」と思うのも無理はありません。


実に3ヶ月以上の間、ぐったりしている妻を支えるのは大変ですよね。


しかし、そんな辛い妊娠初期だからこそ、パパの気遣いに助けられたというママはたくさんいます。


頼れる男だというところを見せるチャンスですよ♪



そして、つわりにも様々な種類があり、妊婦さんによって症状も異なります。


・吐きづわり


食べる食べないに関係なく常に胃がムカムカ。吐き気が収まらないつわり。


私は吐きづわりがひどく、本当に何も食べることができず体重がマイナス12キロ。病院で点滴を打ちましたが良くはならず、薬を飲むこともできないため本当に辛かったです。


・においづわり


ご飯の匂い、ゴミの匂い、芳香剤の匂い、匂いが原因で体調が悪くなるつわり。中には最愛の夫の匂いが苦手になってしまうママも…。


私はお米の匂いが本当にNGでご飯を作ることもできませんでした...。またアルコールの匂いも気持ち悪くなるので、主人にも飲み会に行くのを控えてもらいましたよ。


・食べづわり


空腹になると具合がなるため、常に食べ続けていなければならないつわり。食べると楽になる反面、体重管理が大変。


実際、食べづわり中のママに聞いてみたところ、吐きづわりよりは楽という声も。


・眠りづわり


寝ても寝ても眠けが取れず、1日に数時間しか起きていられないという日も


私も普段は全然日中眠くならないタイプでしたが、妊娠初期〜中期ぐらいまでは本当に眠くて、気づいたらソファーで眠っていました。



2.貧血


妊娠初期は、貧血になりやすいようです。女性はもともと貧血になりやすいのに加え、赤ちゃんに栄養を送るために血液の量が増えるからだと言われています。


血液が増えた分鉄分が必要になり貧血を引き起こす原因になっているようですね。


つわりに加え、貧血気味だと本当に立っているのが辛い…。思うように食事が取れない時期が続くと貧血はますます酷い状態に。


その悪循環が、妊娠6ヶ月頃まで続きました。


病院で相談すると鉄剤を処方してもらえることもありますよ♪


3.出かけるのが辛い


先ほど紹介した通り、つわりや貧血が酷い間は外出するのも大変


気分転換にお出かけをしたいのは山々でも、なかなか体が言うことを聞いてくれない日も妊娠初期は特に多いもの。


なので、休日おでかけできない日が続いてもそっとしておいてあげて下さい。


4.情緒不安定


「妊娠したら、妻がなんだかいつもと違う。」そう思うのも無理はありません。


どんなに明るく元気な性格の女性でも、妊娠中はホルモンバランスの変化により情緒不安定になりやすいもの。


イライラしたり、ちょっとのことで泣いてしまう妻に困ってしまうパパも。(私自身メンタルは強い方ですが、妊娠中はいつも不安に襲われていました...)


しかし、コントロールしようとしてもどうしてもできないこともあるので、その時はそっとしておいてあげて下さい。


妊娠初期の妻の仕事


子供の為に少しでも長く働きたい!という女性もいらっしゃいます。


実際に私の職場は妊娠しても仕事を続けることができるため、お腹が大きくなっても働いてるワーママもいましたよ。


その方の話では、お金のことは勿論仕事が息抜きになるのだそうです。


妊娠後も妻が働きたいのであれば、絶対に無理をしないということを約束した上で働きたいという気持ちを尊重してあげてはいかがでしょうか。


妊婦さんが働く上で法律が守ってくれることも


もちろん、病院で勤務時間の短縮や休憩を増やす必要があると診断された場合、会社はそれに従う必要があると法律で定められています。


働く妊婦さんのための法律は、母子手帳にも詳しく記載されています。赤ちゃんとママをしっかり守るためにも有効活用するよう伝えてみてはいかがでしょうか?


先天性風疹症候群について


妊娠が発覚し、妻から風疹の予防接種を求められる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


今、風疹が原因で発症する胎児の先天異常の報告件数が首都圏を中心に増えているようです。


それが、先天性風疹症候群です。


どうやら20代の半ばから50代の男性に免疫を持たない方が多く、感染する危険性があるとのこと。


さらに、免疫を持たない男性が妻に感染させてしまったというケース報告もされています。ママが免疫を持っていたとしても夫婦間の濃厚な接触では、赤ちゃんを守ることができないことも。

 

先天性風疹症候群による赤ちゃんへの影響は次のとおりです。


・眼の病気(白内障や緑内障)
・心臓の病気
・耳の病気(感音性難聴)
・発達の遅れ
など


参考:公益社団法人日本産婦人科医会


妊娠の早い時期ほどリスクがあります。つまり、妊娠初期に夫が風疹になると大変なことになる可能性が


そのため、妻は子供の為に、夫に予防接種を求めるというわけです。


地域によっては、無料で抗体の有無を検査してもらえる場合や、妊婦さんの夫や妊娠を希望する夫婦に助成金を出してくれる場合があるので、役所に問い合わせてみてください。


また、風疹の予防接種後は妊婦さんと接触することが好ましくない場合もあります。そういった場合は病院の先生の指示に従うようにしましょう。


妻が妊娠初期にパパが感じたあるある特集


妻が妊娠初期でぐったりとしている間、パパは大変ですよね。献身的に家のことをしてくれているパパも、「まるで一足先に子育てをしているようだ…。」なんて言葉をこぼしてしまうようです。


しかし、妊娠初期に家のことが何も手につかないほど体調が悪いのはあなたの妻だけではなくありません。そんな妊娠初期妻をもったパパのあるあるをまとめてみました!

 

まだつわりが治らないの?


つわりは、寝ているからといって治るものではありません。しかもつわりの期間は人それぞれです。


しかし、「つわりはまだ治らないの?」という言葉はタブー。実際にお医者さんでもつわりがいつまで続くのかは分かりません。


ここはぐっと堪えてくださいね。優しい言葉をかけてあげた方が精神的に余裕が生まれ、気分が良くなる傾向にあるようですよ。


怠い、具合悪いなどのマイナス発言を連発


仕事をしてるのも俺、家のことをしてるのも俺、妻は寝ているだけなのに「だるい」「眠い」「具合悪い」ばかり。本当にもううんざり!


そう思っているのは貴方だけではありません。つわりのせいだとは分かってはいても、文句の1つも言いたくなってしまいますよね。


しかし、そう思えるということは、あなたが妻と子供のことを考え、献身的に尽している証拠。弱音を吐くことのできる妻は、あなたを信頼し、本当に感謝しているはずです。


妻がつわりから復活する間数ヶ月の辛抱。「その間は目一杯弱音を吐かせてあげるか!」という気持ちで乗り切ってみてはいかがでしょうか。


ご飯を作ってくれない


朝、送り出してくれるはずの妻が起きてきてくれない。疲れて会社から帰ってきても、ご飯が用意されていない。パパも辛いですよね。


そんな日が続いたら、「妊娠を理由に怠けているだけなのでは?」と考えてしまっても仕方ないと思います。妊娠は病気ではないのですから。


ですが、もう一度考えてみてください。


妻が元気なのに怠けて寝ていることなんてあるでしょうか?無理ができるのなら無理をしてでも温かいご飯を作ってくれるのではないでしょうか?


妊娠中のママの中には、家のことができないのが申し訳なくて泣いている方もいるようです。妻が少しでも体調が悪そうなら、「無理しないで、休んで」と声をかけてあげてください。


妻は妊娠してから寂しがり屋になってしまい、「飲み会もだめ」「友達と遊ぶのもだめ」ととダダをこねられ、まさに育児ノイローゼならぬ育妻ノイローゼになる寸前でした。


そこで考えた方法が、月に1度か2度、趣味の釣りや麻雀に行かせてもらう代わりに、妻には体調が良くなったらプチ旅行に連れて行くと約束しました。それからは、お互いあまりストレスをためずに過ごすことができましたよ!


妻のお世話をするパパも、ストレスを抱えているようです。妻のことを気遣いながら仕事をして家のことも手伝ってくれるパパも、妊婦さんに負けず劣らず辛いはず。


妊娠初期の妻は自分の辛さのせいでその大変さが見えていないことも。パパは妻を支えるためにも、上手にストレスを発散することが大切ですよ!

 

妻の性欲が全くなくなってしまった


新婚ホヤホヤにもかかわらず、妻の性欲が全くなくなってしまいました。つわりのせいだとは解っていても拒絶されているようで辛いです。


妊娠中は性欲が増す方も居れば、全くなくなってしまう方もいるようです。


妊娠中に性行為をすれば赤ちゃんに影響があるのでは?と心配な気持ちもあるかもしれませんね。


妊娠初期のセックスは基本的には問題ありません。

必ずコンドームを使用するようにし、深い挿入は避けるようにします。セックスは夫婦の良好な関係を保つためにも必要なものです。

出典:ゼクシィBaby

妊娠初期の性交は、妊娠経過が順調なら特に問題ないとも言われていますが、体調をみながら相談しましょう。


妻が全く何も口にできなくて心配


妊娠12週め頃からつわりがどんどん酷くなり、今まで取れていた水分も全く取れなくなりました。アイスや氷ならと思い食べさせましたが、一瞬は口がさっぱりするものの直ぐにしまう始末。


とにかく妻の体が心配で、動きたがらない体を引きずり病院へ。点滴をしてもらいました。

 

妊娠初期、食べ物を全く受け付けなくなってしまう妊婦さんもいるようです。心配でしたら、病院で点滴をしてもらえるようお願いしてみてください。


車で外出してもいいの?


16~28週の間は、妊娠経過に異常がなければ、数泊の旅行も可能です。 ただし、車の旅行はきゅうくつで疲れ易いので2時間以内で行ける範囲が良いでしょう。

 

遠方の場合は汽車、飛行機を利用して下さい。いずれにしても必ず医師の許可を受けて下さい。


出典:愛知県産婦人科医会

車での移動自体は、長距離でなければ胎児に影響を与えるわけではないようですが、長時間同じ体制でいることや、つわりによる体調不良がストレスの原因になるようです。


私も妊娠初期は必ずと言っていいほど車に酔ってしまい、5km先のスーパーへ行くだけで嘔吐するほどでした。外出は妻の体調が良さそうなときに、近場へ行き、短時間で済ませるように計画を立てることをおすすめします。


妻が妊娠初期に夫にしてもらって嬉しかったこと


妊娠初期は、つわりを始め体の変化が著しく、ママにとって辛い日々が続きます。出産への不安もあるでしょう。


そんな妻の為に何かしてあげたいけど、何をしたらいいのか分からない。そんなパパのために、妻が夫にしてもらって嬉しかったエピソードをご紹介


妊娠中の体の変化を勉強してくれた

ある朝突然、夫が私に「妊娠初期は、毎日眠いらしいよ?大丈夫?」と聞いてきました。正直そこまで眠くなかった私は、「大丈夫だよ」と答えたのですが、朝は起きなくていいから寝ていて!と言われ、素直に甘えることに。


その他にも葉酸入りの妊婦タブレットを買ってきてくれたり、レモン果汁入りの炭酸水を買ってきてくれたり。あとで聞いてみたら友達に聞いたり、スマホで色々調べてくれてたみたい。


つわりは確かに酷かったですが、夫の優しさのおかげで、辛いと思ったことはありませんでした♪


人の痛みを理解するのは難しいこと。それを理解しようとしてくれる気持ちが、嬉しいですよね。


プレゼントを貰った


マタニティウェアや、冬なら冷え対策グッズをパパからもらったというママも。大好きな人からのプレゼントは嬉しいですよね。


ご飯の用意をしてくれた


つわりが酷い間は、台所に立つのは辛いもの。そして、つわりのときはその時によって食べられるものが違うということも。


仕事の帰りに「今日は何が食べたい?」とラインやメールで確認し、食べたいものを買って帰ると喜んで貰えますよ♪


つわりでダウンしているとき、旦那が私のためにご飯を作ってくれました。つわりのときは梅干しのような酸っぱいものが食べたくなると聞いたようで、肉じゃがに梅干しを入れてアレンジしたそうです。


肉じゃがに梅干しと聞いて驚きましたが、食べてみると確かにさっぱりしていて美味しかったです。たくさん食べることはできませんでしたが、今でもあの味が食べたくなって、たまに作ってもらいます。


仕事をしながら家事をするのは大変なことですが、その分ママも喜んでくれているようです♪


できるだけ側に居てくれた


妊娠中は、体調の悪さから家に籠りがちになり、孤独を感じやすくなります。


情緒不安定な妻は、パパが友達と遊びに行くだけで寂しさを感じてしまうようですよ。辛いときは、誰かにそばにいてほしいですよね


休みの日は、なるべく一緒に過ごすのがおすすめです。


つわりの間、励ましてくれた


吐き気や怠さで殆ど何も食べられないこともあります。日に日に弱っていく妻に、どうすればいいかと悩みますよね。


吐きづわりがひどかった私。トイレに吐いてしまうと、ドアの外ではうがい用の水と口直し用のスプライトを持ったパパがスタンバイ。横になったあともしばらく背中をさすっていてくれたのが、今でも忘れられません。


心身ともに弱っているときは優しさが身にしみますよね。つわりの時の夫の優しさに惚れ直した!というママもたくさんいらっしゃいますよ


いっしょに禁煙してくれた


タバコの煙は、母子共に悪影響を与えてしまいます。車内や家での喫煙は控え、進んで外や換気扇の側で吸うようにしましょう。


妻が居ないときでも、家や車についたタバコの有害物質は胎児に悪影響を与える可能性があります。


妻と子供の体が一番。禁煙とまではいかなくても、しっかり分煙しましょうね


妊娠初期は、パパの支えが妻の元気の素に


お腹の中で赤ちゃんを育てている妻。妊娠初期だけでなく、赤ちゃんが産まれるまで、無論赤ちゃんが産まれたあとも体が休まる暇はありません。


だからこそ、今はパパの力が必要不可欠。妻の体や心の変化をよく見ていてあげてください。


妊娠、子育ては辛いこともたくさんありますが、パパの支えがあれば楽しい毎日を送ることができます


元気な子供が産まれた瞬間、子供の可愛さにパパの頑張りが報われることに。その日まで、2人分妻の体を労ってあげてくださいね。


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