妊娠すると多くの女性が経験する「悪阻(つわり)」。人によってつわりの重さはさまざまですが、日ごとに症状が違うのもつわりの特徴ではないでしょうか。


今回はそんなつわりの中でも最もつらいピークの時期について、400人以上のママたちの実体験をもとに調査しました!


この記事の目次

悪阻(つわり)の期間は1~2ヶ月続く人が多い

まずつわりのピークを見ていく前に、つわりは一体いつからいつまで続くものかを見ていきたいと思います。



アンケートをみますと、だいたい1~2カ月続く人が多いようです。


しかし、3ヶ月以上続いた人や全くなかった人もそれぞれ1割程度いることから、つわりの期間は個人差が大きいと言えるでしょう。


悪阻(つわり)のピークは妊娠9~10週前後の2週間!


続いてつわりのピークです。つわりのピークは妊娠6週目ぐらいから現れ始め、9~10週目のあたりが最も多く、14週目になると8割以上の方は落ち着いているようです。


人によって差はありますが、つわり期間の1~2ヶ月のうち、ピークは2週間前後ほどあると考えられます。


なお、15週目以降につわりのピークが終わる人は、後期つわりがあった方かもしれませんね。


後期悪阻(こうきつわり)とは

一般的につわりは、妊娠初期におこる症状でよく耳にすると思います。しかし、後期にもつわりのような症状が起きることがあります。


これは、妊娠初期に起こるつわりとはメカニズムが違うそうですが、つわりに似た症状が出ることから「後期つわり」と呼ばれることも。


つわりは14週目まで気を抜かない!

私が妊娠中に、産婦人科医の先生から妊婦健診の際に言われたことなのですが


「つわりは14週目まではぶり返す可能性が高いから、気を抜かないで」


とのことでした。


つわりは続くものの、ピークが過ぎたのでその旨を伝えたところ、上記のようなお言葉を頂きました。


「ピークを超えたから大丈夫、と思わずに、妊娠初期はつわりに備えて無理をしない」ということが大切だと感じています。


つわりの期間中のピークの山は一回ではない、ということですね。


つわりのピークは妊娠ごとに違う場合もある


人それぞれ、つわりの度合いもピークの時期も異なりますが、複数妊娠した方だとどうなのでしょうか。


アンケートの結果、つわりのピークが毎回同じという方は40.3%、毎回違うという方は48.8%でした。


同じ身体で妊娠していても、つわりの症状は違うというケースが半数近く起きているようです。


「1人目は吐いたりして長く悪阻がありました。2人目は吐くことはなく1人目より短かった気がします。」

(宮城県 きよさん)

「1人目は最初はつわりが酷かったがどんどん改善された、2人目はつわりがほとんどなかった、3人目の今は切迫早産で入院中。」

(熊本県 パンダmamaさん)

「1人目は産む直前まで吐いていたし、2人目は妊娠後期には落ち着いた、3番目と4番目は10キロ近く体重が落ちたが、5番目はつわり全く無し。」

(沖縄県 なつさん)

「2人とも吐きつわりで、会社を休んだ期間は同じくらいでしたが、1人目は安定期に入ると、吐き気も落ち着いたけど、2人目は、38週のいまだに気持ち悪い。 生まれるまで、スッキリしないようです。」

(茨城県 あー。さん)

「二人目まではほとんどなかったが、三人目は切迫流産で5週目から入院だったうえ、入院中からつわりが始まった。」

(大阪府 まるいちさん)


つわりの程度も、1人目より軽くなる人もいれば、重くなる人も…。


同じ身体で起きている「妊娠」なのに、毎回違う症状だなんて、本当に妊娠出産は不思議ですね。


つわりの差は胎児の性別による?

同じ身体なのにつわりの出方が違うのは、胎児の性別が違うから?と思うママもいらっしゃるかもしれません。


しかし、別の調査結果では、性差によるつわりの出方の違いに大きな特徴はありませんでした。


詳しくはコチラの記事をどうぞ。
【関連記事】妊娠中の赤ちゃんの性別はいつわかる?胎児の性別判断チェックテスト&言い伝え8選


つわりのピーク症状TOP10!2人に1人が「吐きづわり」

つわりやつわりのピークの時期や期間をみてきました。続いては、つわりがピークの時の症状をみていきましょう。


皆さん、どう言った症状が出ているのでしょうか。


ピークの症状TOP10


アンケートの結果によると、「吐き気・ムカムカ」がおよそ8割とトップ。


「嘔吐」と「特定のにおいを受けつけない」が、ピーク時には2人に1人が体感している症状として続いています。


特定のにおいをかぐことによって、吐き気が起こり嘔吐…と、言ったようにつわりは1つの症状だけでなく、さまざまな症状が複合的に起こるもの。


ピーク時はこの複合的要素が、一気にやってくる人も多いようですね。


ピーク時の嘔吐は脱水症状に注意

ドラマなどで妊娠発覚などのシーンでよく見かける描写の「嘔吐」は、ピーク時には2人に1人が経験するつわりの症状です。


嘔吐をすること自体がとてもつらくしんどいことですが、嘔吐によって脱水症状を引き起こしてしまう場合は、早急にかかりつけの産婦人科に相談するようにしてください。


今回の調査でもピーク時の症状が重く、その結果入院になった、という方がいらっしゃいました。


病院に行くのすらしんどい症状の時もありますが、つわりが重い場合は、ピーク時は入院することもある、ということを念頭に入れておくようにしましょう。


「過眠」「全身倦怠感」はおよそ5人に2人が感じている


「過眠」「全体倦怠感」「疲れやすい」と言った症状は、つわりのピーク時におよそ5人に2人が感じている症状です。


妊娠という大きな体の変化に、身体が「休め」の指令を出しているのかもしれない、と感じざるを得ない症状ですね。


『吐くほどではないから…』と思って無理をしてしまったり、『普段ならこれくらい大丈夫』と気づかずうちに身体に負担をかけてしまったりしていると、つわりの症状が強く出ることがあるかもしれません。


知らない間に負担がかかり、出血することも

私自身『大丈夫』と思いこみ、2人目の妊娠初期に新幹線に乗って長距離移動をしたところ、子宮から出血がありました。


その結果安静指示となり、自宅でできるだけ横になっていなければならない状態に。


働いている妊婦さんなどは難しいかもしれませんが、妊娠初期は無理をしないようにして、何か気にかかることがあれば病院に相談するようにしましょう。

 

少数だけどピーク時にはこんなつわりの症状もある!10の症状


色々とつわりについて調べているけれど、自分と同じ症状の人がいない…。と、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。


そんな方に見て頂きたい、つわりのピーク時に出た症状はこちらです。


1.唾液つわり・唾液がたくさん出る
2.喉がつまる感じ
3.鬱・うつっぽい
4.泣く・くよくよする
5.怒る・イライラする
6.下痢・便秘
7.皮膚の乾燥
8.腹痛
9.寒気・悪寒
10.めまい・耳の閉塞感


これらも、つわりのピークの症状として起こることがある症状のようです。


つわりで3~5のような情緒不安定な症状が出ると、ピーク時には感情のコントロールができず、感情が大爆発することも。


つわりの症状として仕方のないことかもしれませんが、まわりがその変化についていけず戸惑うこともあるでしょう。


理解されにくいつわりの症状はピーク前に打ち明けておこう

嘔吐など明らかにわかりやすいものとは違い、感情の変化はわかりづらいものです。


妊娠初期は公に「妊娠している」と言えない時期。特にピーク時はつらい症状が重なることが多いので、妊婦さん自身が一番戸惑うことも多いでしょう。


そのため、同じく「親」になる夫は、一番身近で頼りにしたい存在です。


夫を含め、妊娠初期から妊娠をしていることを打ち明けている人には、「こういう症状が出るかもしれない」と、事前に伝えておくことで、冷静にその状況を理解してくれるかもしれませんよ。

 

つわりがピークの時の食事は「食べられる時に食べる」


つわりがピークの時は嘔吐や吐き気、偏食など、「食事」と関係のある症状が多くを占めました。


そんなつわり中の食事、気になりますよね。


吐きづわりの場合は特に『きちんと食べられなくて、赤ちゃん大丈夫かな…。』と不安に思う妊婦さんもいらっしゃるかもしれません。


しかし、つわりの時期はいつも通りに食べられている人の方が少ないようです。


水分すら摂れない時は注意が必要

ただし先述の通り、つわりの症状がひどく、食べられないどころか水分も摂れない状態ですと、脱水状態になってしまう可能性が。


「食べられないのはよくあることだから…」と軽視せず、不安な時は産婦人科の先生に相談するようにしましょう。


吐きづわりがピークの時の救世主!これを食べていたTOP5

ピーク時の2人に1人が経験する嘔吐。食べないと吐き気が襲う、食べても吐いてしまう、など、妊娠中の吐きづわりは本当につらいもの…。


つわりがピークの時に、救世主になった食べ物を紹介します。


吐きづわりの救世主5位.飴


食べられないけど、口に何か入れていたい…そんなピーク時は「飴」をなめていた、という声が。


働いている妊婦さんなど、いつでも好きなタイミングで食事を出来ない方には携帯しやすく、移動中にもさっと口に放り込めるお手軽な飴。


ピーク時だけでなく、つわりが続く間はカバンなどに常備しておくといいかもしれませんね。


吐きづわりの救世主4位.ヨーグルト


さっぱりした酸味で、のどごしもよく食べやすいヨーグルトを食べていた、という人も。


私もつわりのピーク時は乳酸飲料ばかりを摂っていたので、ヨーグルトなどの酸味はつわり中にとりやすいのかもしれませんね。


吐きづわりの救世主3位.リンゴ


シャクシャクした食感と、さっぱりとして口当たりがよいリンゴが第3位にランクイン!


私も上の子の時の妊娠初期は、毎日リンゴばかり食べていました。ストックがなくなったら、仕事帰りの夫に買ってきてもらうことも。


吐きづわりの救世主3位.グレープフルーツ


妊娠中はすっぱいものが食べたくなる、と言われますがその時によくイメージされるのが柑橘類のフルーツ。


柑橘系の中でもグレープフルーツは、少し苦みを感じるくらいさっぱりとした味ですよね。


リンゴと同率の3位でした。


吐きづわりの救世主2位.トマト


ピーク時の救世主第2位は、野菜のトマトでした!酸味がありさっぱりしていますよね。


妊娠前はトマトが苦手だったのに、何故かつわり中はトマトしか食べられなかった、という話も聞いたことがあります。


吐きづわりの救世主1位.ゼリー・ゼリー飲料


そして、もっとも多くの方の吐きづわりのお供だったのが、ゼリー・ゼリー飲料でした!


つわりに関係なく、急性胃腸炎などといった病気で嘔吐するときも、経口補水液のゼリーなどが飲みやすいですよね。


全体的にさっぱりとして口当たりの良いものが、選ばれています。


つわりは本当につらいものですが、ご自身に合う食べ物を食べて、何とかやり過ごしましょう…!


つわりのピークをやり過ごしたママ達の対処法8選


ここまでつわりがピーク時の症状を見てきましたが、そんな様々な症状のあるつわりをやり過ごすのは妊婦さん自身…!


妊婦さんが実践した、つわりのピークをやり過ごすための工夫を紹介します。


ピークのやり過ごし方1.休職する

「休職して、実母に全てやってもらいました。」

(埼玉県 おかはんさん)


働いている妊婦さんであれば、まず考えることは「仕事を休む」という対処方法です。


仕事場に迷惑をかけるのは心苦しいかもしれませんが、お腹の赤ちゃんも守れるのは妊婦さんだけです。


つらい時は、無理をせずお休みをいただくようにしましょう。


ピークのやり過ごし方2.両親・義両親・夫に頼る

「義両親と敷地内同居なので、夫と上の子の食事や洗濯は義母にお願いした。自分の通院の送り迎えも義父母がしてくれ、助かった。自分は家で寝たきり状態だった。」

(岐阜県 まめこさん)

「ずっと横になっていて、家事や食事の準備は旦那に任せっきりだった。快く引き受けてくれて助かった。 」

(鳥取県 ひらめさん)

「実家に帰省し、食事の用意は全て母に任せっきりにした。」

(埼玉県 ちーママさん)

 

妊娠初期は夫や両親ぐらいにしか打ち明けられない、という方も多いでしょう。


そうなると、つわりがピークの時に頼りになるのは自分の状況を知ってくれている家族ですよね。


私も第2子の妊娠中は、遠方に住む実母に仕事を休んでもらって、応援に来てもらいました。


ピークのやり過ごし方3.入院する

「尿検査でケトン体が出て、即入院。点滴で復活した。」

(愛媛県 ふーみんさん)

「体重が10キロ近く減ったので入院になりました。1ヶ月ほどの入院でずっと点滴してもらってました。 」

(鹿児島県 やーちゃんさん)

「旦那が出張だったため入院するしかなかった。ひたすら点滴、絶食でした。」

(宮城県 かぃさん)

 

つわりの症状は人それぞれですが、重症の場合は入院することもあるほど重いのがつわりです。


そのため、ピーク時には入院していましたという声も。点滴のための通院も含め、医療の手を使ってやり過ごす方法もあります。


つわりで辛い時は必ず、医師に相談するようにしましょう。


ピークのやり過ごし方4.上の子に協力してもらう

「つわりが軽い時に上の子(5歳)にご飯の炊き方と電子レンジの使い方を教え、ピークの時は自分でご飯を炊いて、レトルトを温めて食べてもらいました。子供は元々やりたがっていたので、とても喜んでいました。」

(大阪府 こうちゃんさん)


第2子以降の妊娠で、少し大きなお子さんの場合ですと、子供に協力してもらってピークをやり過ごすという手も。


ママの負担軽減になって、子供の成長にも繋がるかもしれませんね。


ピークのやり過ごし方5.上の子は一時保育に預ける

「上の子は、一時預かり保育に頼んだり、実家に二カ月ほど母子のみで帰ったりして、なんとかしのいだ。その頃の記憶があまりない。」

(京都府 ピッピソーソーさん)


つわりで上の子のお世話ができない、かといって子供自身がまだ幼くて身の回りのことを自分でするのは難しい…。


こういう場合は、保育のプロにお任せするのもやり過ごすために有効な手段ですね。


ピークのやり過ごし方6.とにかく○○する

「とにかく吐いてやり過ごしました。」

(佐賀県 ゆっぴぃさん)

「とにかく横になっていた。仕事も休み、通院して点滴してもらっていた。」

(徳島県 おみさん)

「とにかく水分を取って耐えました。」

(大分県 しーちゃんさん)


余計なことは考えず(もしかすると考えられず)、ピークの時はただひたすらに「とりあえず○○する」でやり過ごしたという声も多く寄せられました。


ピークのやり過ごし方7.耐える

「1日が過ぎるのがとても遅いので、お昼寝をして現実逃避していた。あとは何かをして耐えるというよりは、耐えるしか他なかった。正直なところ助けようがない。」

(福岡県 ゆっちんさん)


つわりに効く薬もなく、つわりの症状はどうすることもできません。ピーク時はつわりを楽にする方法を試す余裕もないこともあります。


どうしようもない、と諦めてただただ耐えることもひとつの対処法と言えるのではないでしょうか。


ピークのやり過ごし方8.自分自身に暗示をかける

「自分のつわり症状は軽いと思うこと。」

(静岡県 とこさん)

「つわりはいつか終わるはずという思いだけで乗り切った。」

(岐阜県 まめこさん)


この乗り切り方は、もはや禅の一種ではないか、と感じてしまいます…。


とはいえ、水分が飲めないほど重症のつわりや、不正出血がある場合は速やかに産婦人科医に相談してくださいね!


ピークの時は頼れるものは頼ろう!

実母や夫、などやはりまわりの助けでやりきったという声が多く寄せられました。


妊娠は病気と違うので、薬を飲んで症状を落ち着かせることは難しく、自分自身でどうすることも出来ない症状もあります。


頼るのは苦手、という妊婦さんもいらっしゃるかもしれませんが、お腹に新しい命を宿している身体です。そしてその胎児も成長するために一生懸命な時期。


そんな「2人」の状況を知ったら、あなたもサポートできることはしてあげたい、支えてあげたいと思われるのではないでしょうか。


まわりもきっと同じことを思ってくれているはずです。


つわりがピークの時は無理をせず、受けられるサポートは感謝の気持ちを持って受けとってしまいましょう!


つわりがピークの時につらかったこと3選


つわりのピークをやり過ごそうとはしているものの、つらいものはつらい…。対処してもつらいものはつらい…。


そんなピークの時に症状とは別に、つらかったことを聞いてみました。


仕事がつらい

「立ち仕事中貧血で倒れそうになった。仕事が飲食店だったので仕事中ずっと吐き気と戦っていた。」

(埼玉県 いーもさん)

「フルタイムで仕事をしながら、1日に7〜8回吐いていて、体重が7キロ減ったこと。」

(三重県 かほさん)

「仕事を約2ヶ月休んでいたので、申し訳なかった。でも、無理して働ける体調でもなかったので、日々葛藤していた。」

(東京都 チャーミーさん)


働きながらの妊娠初期は、まだ妊娠していることを周りに言えないことが多いため、症状も隠しながら働く人も多いことでしょう。


もしくはつわりがひどくてピークの時はお休みをしたり、仕事はできる体調のものの、いつもより仕事の作業効率が落ちたりと、仕事がいつも通りにできないことや、職場に迷惑をかけてしまうことがつらいようです。


母子健康管理指導事項連絡カードで職場に伝える

「母子健康管理指導事項連絡カード」というものをご存知でしょうか。


このカードは、産婦人科の先生が健診等の受診の際に行った指導内容を、職場に伝えるためのカードです。


つわりの際は症状によっては、時短勤務や自宅安静などの指導が産婦人科の先生からあることも。


自分の口からなんとなく伝えづらい場合には、このカードを用いて職場に報告をするといいかもしれません。

 

【母健連絡カードの使い方】

(1) 妊娠中及び出産後の健康診査等の結果、通勤緩和や休憩に関する措置などが必要であると主治医等に指導を受けたとき、母健連絡カードに必要な事項を記入して発行してもらいます。

(2) 女性労働者は、事業主に母健連絡カードを提出して措置を申し出ます。

(3) 事業主は母健連絡カードの記入事項にしたがって時差通勤や休憩時間の延長などの措置を講じます。

(引用元:厚生労働省「母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について」

厚生労働省のサイトからカードをダウンロードすることもできます。


また、つわりだけでなく、妊娠中はもちろん出産後にも使用できるカードですので、働くママは覚えておくとよいかもしれませんね。


夫・旦那がつらい

「一番辛かったことは、夫に理解してもらえなかったこと。彼にはサボっている、大袈裟に辛がっているように見えたそう。仕事を休職し、ベッドで寝ていた私に向かって「仕事で疲れて帰ってきているのに、何もご飯が用意されてない!」と怒ってきた。」

(東京都 あさちさん)

「夫は「〇〇だからこうなんだ」みたいにつわりのしんどい原因を突き止めようとするから、会話していてしんどかった。」

(京都府 ピッピソーソーさん)

「旦那が仕事から帰ってきた時の臭い(靴下、汗、制汗剤、タバコ)が受け付けられず、よくえずいた。 」

(神奈川県 ゆっけさん)


「大好きで結婚した夫なのに受けつけない…。」

「つわりのつらさが理解してもらえない…。」


といったように、夫との関係につらさを感じることも。


つわりは男性が感じることもなく、また女性によってはつわりの軽い人もいるため、症状の重さが伝わらないのはつらいですよね。


理解してもらうために共感しやすい例えを提示する

聞いた話ですが、


「つわりは二日酔いがずっとその期間中続くもの。薬も効かないし、寝て起きたら治るものでもない。」


と言って、つわりとは違うけれども、夫にも共感しやすい似た症状を伝えることで、自分の状況を理解してもらったというケースもあるようです。


二日酔いにならないほどお酒に強いタイプには、この文言だと効き目はないかもしれませんが、


「二日酔いにならない」

「ちょっと飲んだだけですぐ酔う」

「必ず翌朝二日酔いになる」


など、飲酒と同じように人によってつわりも症状は違うということも、伝えやすい例えと言えるのではないでしょうか。


二日酔いは飲み過ぎに気をつければ、症状を抑えることも可能です。


しかしつわりには、「これに気をつければ、大丈夫」と言った確固たるものは存在しません。そういう部分も、まずは伝えてみることが大切です。


夫以外でも、なかなかつわりの症状を理解してほしくても理解してもらえない時は、共感しやすい例えを用いて伝えてみてくださいね。


先輩ママや産婦人科医など、第三者からの助言が元で理解してくれる場合もありますよ。


上の子のお世話がつらい

「上の子たちのご飯を作らないといけないこと。大人はどうとでもなるけど、こどもにはちゃんと食べさせてあげなきゃいけないから辛かった。 それから引越し転園手続きと重なったこと。その頃のことはあまりおぼえていない…。」

(京都府 でもやっぱり妊婦は幸せさん)

「上の子が外で遊びたい時期なのに遊びに連れて行ってあげられなかったり、お腹にいるのがわかるのか夜泣きが始まって夜気分悪くて吐きそうになりながらも抱っこして寝かしつけたりしないといけなかった…。」

(福岡県 まーたんママさん)


第2子以降の妊娠で、つらいと思うのはやはり上の子のお世話です。


つわりがつらくて、いつもより遊んであげられないことが子供に対して申し訳ない、という気持ちのつらさがあるようです。


特に両親や親戚と離れて暮らしており、旦那は激務でワンオペ育児のママの場合はどうすることも出来ず、つわりでつらい状態の中、我が子もつらそうという状態に…。


ワンオペ育児の場合は育児支援を利用しよう

対処法でも少し触れましたが、自治体によっては、一時保育やファミリーサポートなどと言った育児支援が受けられる場合があります。


つわりがピークの時は、行政やその他民間の育児サービスを利用して、つらい状況を軽減することもひとつの手段ですよ。


つわりがピークの時の支えは実母・先輩ママの体験談


つわりは本当につらいですよね。薬も飲めず、また公に妊娠していると声を大にして言えないデリケートな妊娠初期…。


そんな時に支えになったのは、やはり出産経験者の実母や先輩ママの言葉でした。


実母が支えに

「母親に話し相手になってもらった。 母親は流産経験者だったので、つらい思いをたくさんしてきてとても支えになった。」

(東京都 ちゃちゃさん)

「母の料理!やっぱり体にしっくり来る味なので、食べられることに癒しを感じた。」

(神奈川県 そんそんさん)


実母の存在は偉大ですね。


当たり前ですが自分の母親ですから妊娠を経験した、先輩ママでもあります。頼れる部分は頼ってしまいましょう。


先輩ママが支えに

「職場の人達が先輩ママだったのでお喋りや悩みを聞いてもらえた事。」

(奈良県 sho.mamaさん)

「友達の先輩ママたちに相談出来たこと。」

(東京都 アルパカさん)


職場仲間や友人など、つわりのつらさを相談できる先輩ママが、身近にいることを支えにしてきた妊婦さんも多くみられました。


今の自分が置かれている状況を理解してくれる存在がいるということが、何よりも支えになるのかもしれません。


“つわり同士”の体験談が支えに

「ネットで見た他の人のつわり体験。安定期に入る頃には楽になるという意見が多かったので、そこを目標に頑張りました。」

(大阪府 こうちゃんさん)

「つわり中の方のブログや先輩からのアドバイス。」

(東京都 なみえ283さん)

「他の妊婦さんのつわり状況」

(北海道 さおりさん)


つわりのピークを支えたのは“戦友”とも言える、時を同じくしてつわりと戦っている妊婦さんのブログや、つわりが重かった方のピーク時の体験談という声も続出。


SNSで匿名で発言できる時代だからこそ、まわりに言えないしんどい気持ちを吐露できるのかもしれません。


つわりがピークのつらさを吐露することで、気持ちが落ち着くこともあります。


そしてそんな吐露が、同じような状態でつわりと戦っている妊婦さんの支えになる…。


SNSを通じて、つわり時の支え合いが広がっているのは素敵なことですね。


夫が支えに

「入院した病院の看護師さんたちの優しさと、毎日仕事終わりに来てくれた旦那さんの優しさです。 」

(鹿児島県 やーちゃんさん)

「旦那さんや、お互いの家族の優しさ、気遣い。旦那さんにの家事の手伝いや心配してくれる言動には本当に救われた。」

(神奈川県 ともさん)


妊娠出産を経験することはありませんが、同じく「親」となる夫が支えになったという声もありました。


妊娠中に夫に頼り、支えになってもらうことは、もしかすると“育児”のはじまりかもしれませんね。


妊婦健診での先生の言葉が支えに

「病院の先生の言葉。 「お母さんはしんどいけど赤ちゃんは元気だよ。」今でも忘れられない。」

(香川県 えりぞーさん)


つわりがピークでしんどい時のこの言葉は、グッときますね…!


つわりの影響を心配する妊婦さんにとっては、産婦人科医からの「赤ちゃんは元気」という言葉は、不安を払拭させる力がある気がします。


つわりで参っている時は、まわりの言葉に勇気づけられます。


心無い言葉を投げる人もいるかもしれませんが、妊婦さん自身が必要としている言葉だけをかき集めていい時期。踏ん張っている自分にやさしくしていいのです。


上記の体験談も、今まさにピークでつらい思いをしている妊婦さんの励みになれば幸いです。


信じられない!?つわりのピーク時の仰天&面白エピソード11選


妊娠初期はつわりでつらい日が続きます。特にピークの時には、あまりのつらさに自分でも驚くようなことをしでかす人もいるようです!


ここでは、つわりがピークの時の仰天&面白エピソードを紹介します。もしかすると、心当たりがあるエピソードもあるかもしれませんよ?


つわりによる異常な食欲

「マックのポテトが食べたさすぎて、ポテチだの唐揚げだの何か脂っこいものばかり食べていて、体重の増加が恐ろしかった。 旦那曰く、無意識に食べ物を口に運んでる感じがあって、見てて怖かったとのこと。自分もそんなに食べてるつもりはなかったのに…笑」

(埼玉県 悠ママさん)


まわりから見て「怖い」と思われるくらいの食欲…!つわりで苦しんでいる自分では気づかないですよね。


つわりで食べ物を粗末にしてしまった

「食べられそうなものを買ったはずなのに、いざ食べようとしたら見ただけで気持ち悪くなり、何も食べずに捨ててしまった。」

(東京都 あやあやさん)


つわりの時って極端な偏食になることが多いですよね。しかもそれが日替わりだったり、ひどい時はその日中に、受けつけなくなったり…。


食べ物に「粗末にしてごめんなさい!」と謝っておきましょう…。


携帯は要冷蔵?

「あまり家のことはできなかったけど、冷蔵庫の中に携帯をしまっていた。何かと間違えてしまったらしい。冷蔵庫の中から呼び出し音が・・・笑」

(東京都 ちゃちゃ)


これは…!仰天ですね!何と間違われたのかが気になります!


つわり中の食のストライクゾーンが狭すぎる!

「「毎日ピザパン作って。」と旦那にねだり、旦那が気を効かせてハムなどを入れたりしてくれたが、オーロラソースとチーズを乗せたピザパンしか受け付けず…。せっかく作ってくれた旦那に泣きながら、「食べられないじゃん!!」と当たり散らしていたこと。」

(奈良県 ズッキーニさん)


つわりの時の食べ物のストライクゾーンの狭さ…!


「ピザパン」ひとつでも、ちょっとでも具材が増えたり減ったりするだけで食べられなくなってしまう…!


つわりでお風呂に入るのが苦痛…!

「吐くためにトイレに這って行っていたこと、もともとプチ潔癖なのにシャワーが辛かった。でも頭が臭くなると自分のにおいも辛くなるので3日に1回くらい、仕方なく入っていたこと。今では考えられない。」

(岐阜県 まめこさん)


わー!わかります…!


普段は1日1回お風呂に入らないと気持ち悪いと思うほどなのに、お風呂に入ることが苦痛になる…。


きらきら星がつわりの救世主?!

「寝る前など気分が悪かったりした時は、何故か「きらきらぼし」を口ずさんだり鼻歌で歌うと気が紛れました。」

(奈良県 ハナさん)


きらきらぼしの効果凄いですね…!歌でつわりが軽減できるのは新しいです!


スマホ画面に酔う

「スマホの画面を見ただけで気持ち悪くなる。しかし、パソコンは大丈夫。」

(千葉県 まりぽさん)


液晶に酔ってしまう…!実は筆者も液晶酔いになり、スマホもパソコンもTVも5分とみることができませんでした。


自分の髪の毛すら不要になるつわり

「お風呂で長い髪を洗ったり乾かしたりが辛くて、無意識に髪を切ろうとしたらしい。旦那が止めてくれました。」

(兵庫県 RIIIさん)


これは周りがぞっとする光景ですね…!旦那さんもさぞかし驚かれたことでしょう。


でもつわりの時は、普段ならあり得ないことをしでかそうとしてしまいますよね。不思議です。


謎のキレポイント

「冷蔵庫のマグネットが落ちただけで旦那にキレて泣いた。」

(千葉県 しょこてんさん)


ことわざに「箸が転んでもおかしい」というものがありますが、つわりがピークの時は冷蔵庫のマグネットが落ちただけでも情緒不安定になるのです…!


気持ち悪くなるのに見てしまう

「食べたくないのに、インスタでグルメな写真を載せてる人をフォローし、見ては気持ち悪くなって、でもまた見て〜を繰り返していた。今思えば謎だが、もともと食べるのが好きだから恋しかったのかも?」

(東京都 あさちさん)


見ると気持ち悪くなるとわかっているのに、見てしまう…!確かに謎ですが、食べられないあまりに恋しさが募った、という冷静な分析をされていますね。


本当に謎の行動

「ドラえもんのぬいぐるみを職場にこっそり持ち込み。」

(大阪府 匿名希望さん)


場にぬいぐるみをこっそり持ち込むとは…!謎ですね…。さみしい気持ちなどを紛らわすためでしょうか?


あとからみれば「なんでこんなことを?」と思うものばかりですが、それだけつわりの時は体に大きな変化が起こっていると言えるのではないでしょうか。


笑い話で済めばこしたことはありませんが、ピークの時は出来るだけ無理をしない方が良いですね。


つわりがピークでつらい時は「つらい」と言っていい

つわりの程度は本当に人それぞれ。つわりがピークの頃は「『つわりがない』という妊婦さんの声を聞くと羨ましく思ってしまう…。」という妊婦さんもいらっしゃるかもしれません。


そんなことを感じる余裕がないほど、ピーク時にはいっぱいいっぱいの妊婦さんもいらっしゃるでしょう。「いつか終わるものよ」という言葉も素直に受け取れないこともあるでしょう。


つらい時は「つらい」と言っていいと思います。


つらいと声にすればつらさが軽減されるわけではないですが、同じようにつらさを経験した妊婦さん、ママさんなどはきっとあなたのつらい状況を分かってくれるはず。


つわりのやり過ごすのは自分自身ですが、「理解してもらえる」というのは、つらい状況を乗り越えるための勇気がもらえると私は思っています。


つらい時はつらいと声をあげていいですし、頼れるものは頼ってピークをやり過ごしてくださいね。


【調査概要】

期間: 2018年6月12日~6月20日

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=427)


(Photo by:写真AC

(Illust by:イワモトマイコ)